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ベイビーわるきゅーれ映画第3弾in宮崎。
冬村かえでという殺し屋を相手に据えた対決構図が軸としてあり、その冬村を演じる池松壮亮がマジで素晴らしい。
相互さんが「シリーズ最高傑作!」とおっしゃっていたけ>>続きを読む
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"これは、ある日誰にでも起こりうる、日本の社会の危惧すべき現状を描いた物語である"──
コロナ禍で起きた実話ベースの映画ということで、コロナ(への感染防止対策)で大きな打撃を受けた業界の代表ともいえる>>続きを読む
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エンドロールに入ると、しばし放心状態が続いた。その救いのなさにうなだれてしまう。
『ビジランテ』のときも感じたけど、入江監督は本当に容赦がない。運命が容赦なく主人公を殴りつけ、翻弄する。澱んでいた瞳に>>続きを読む
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小出恵介さんおかえりなさい😭
公開当時に見逃してから一年半。小出さんが演じる姿を見れて嬉しかった。
私は彼の声が特に好きなんですが、本作品でも声がよく通る。一方、"快活な兄貴分"的な印象だった平成の>>続きを読む
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※原作未読
間合いが面白い会話劇でした。会話というか反射。笑
食い気味の返事、短いセリフ、不満たらたらの目つき、舌打ち、明智が通ります道をあけて──
序盤から"普通の間合い"が皆無。原作を知らないと>>続きを読む
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※原作未読です
高齢の親の介護に伴う負担、それを軽減するためにはどんな策があるのか。近年は"排斥を一概に悪とも言い難い"という考え方も珍しくなくなっていて、『PLAN75』などの作品にも通じるテーマ>>続きを読む
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色々と雑な映画だと思った。
晴天の下で雨が降りつける中、葬儀会場で輪花を聴取する警察。さらに続々と押しかけるマスコミ。意味がわからない。特に警察は刑事二人組に結構な尺を咲いてるにも関わらず、無能に描>>続きを読む
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自宅の敷地から大きくはみ出した梅の木。そしてその家に高齢の母と暮らす、50目前の一人息子(チュウさん)。チュウさんは自閉症を抱えていて、彼のような人を地域住民は(何をするかわからないという不安から)お>>続きを読む
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枠でいえばシスターフッド系の映画なのだとは思う。思うけど、うーんって感じ。
健太朗を共通の敵として貶すことで連帯する二人が観ていて何だか虚しく、また彼もそんなひどい男とは思えなかった。あそこまでして">>続きを読む
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ムロツヨシに魅了されていく映画でした。
山田(松山ケンイチ)から見た隣人・島田との距離の縮め方がとても良かった。納得感が凄い。
序盤の早口かつ図々しい自称ミニマリストには不愉快な印象しか抱かなかった>>続きを読む
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クリームソーダ探検隊のお話。高2の夏を期待感たっぷりに映していく映画で、おっさんの私にはなかなか眩しく映ります。笑
放課後の行き先というのはきっと、少し前はタピオカで、またその前だったらパンケーキだっ>>続きを読む
蚕(カイコ)の話が多く、少女邂逅(かいこう)とかけているのかとすら思いました。かつて養蚕で有名だった群馬が舞台。富岡製糸場の方ですかね。作内に登場していた駅を路線図で見ると、高崎まで30分、新宿駅や東>>続きを読む
コミックは最初の4巻を読んだ状態で鑑賞。とはいえ原作を読んでなくても気楽に観れる映画だと思う。置いていかれることなく楽しめた。ただ、後半の戦闘シーンの窮屈さもあって、佐藤(ファブル)の無敵感は原作の方>>続きを読む
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※原作未読
鑑賞しながら『八日目の蝉』、『長い散歩』といった作品を思い出した。
ラストシーンが印象的な一方で、そこまでの持って行き方には少し強引さも。主人公・千紗子と拓未くんの間で育まれた関係の深>>続きを読む
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Winnyというソフトも、映画の題材となった事件自体も恥ずかしながら今回初めて知った。事件は2003年のことだという。東出昌大や三浦貴大がこれまでのイメージとは全く違う佇まいなことにも驚き、エンディン>>続きを読む
中古車店の二代目社長を演じる瀬戸康史が良かった。柔らかさやスマートさが印象的な一方で、「昔は悪かった」「浮気ばかりしていた」という過去のエピソードが何となく想像できるところが上手い。歳が近いであろうケ>>続きを読む
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『空白』と空気感の近い映画だった。ただ、あらすじを読んで想像してたイメージと沙織里が大きく異なったのが印象的。悲劇の母親を演じてしまう──ようには見えなかった。
真相解明への情報をつかもうと、あらゆ>>続きを読む
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面白かった!!岡山天音演じる土屋の解像度が凄い。本当に凄まじい。
お笑いのことは全然わからないのですが大傑作でした!
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圧倒的な努力量とそれで培った実力>>続きを読む
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何度も予告編は目にしたけど結局映画館では観なかった作品。阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太と私の好きな3人が並ぶアマプラのサムネに惹かれた。佐藤隆太、酒井若菜も出てきて木更津キャッツアイ風味を勝手に感じたし>>続きを読む
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超絶遅ればせながら観てきました。が、面白くなかったです……。
まず登場人物が過多。紅葉ちゃんたちの名所探訪茶番を何回も見せられるの本当きついし、博士&少年探偵団の登場も無理やりな印象が拭えず。映画冒>>続きを読む
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ヒーローへの強い思いを感じさせる映画でした。
全編を通じて主人公・清澄の素直さが光り、その素直さは時として、観ているこちらが少し恥ずかしくほどに幼かったりも。感覚としては伊坂幸太郎先生のヒーロー譚と>>続きを読む
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スケールが小さいのか大きいのかわからない、そんな不思議な映画でした。
目の前の都合悪い状況からことごとく逃げ続け、主人公・裕一が転々としていくのはそこら辺にありそうな温度感の話。行動理由には割と共感>>続きを読む
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好きな映画でした。
早々から主人公3人(特に圭太と純)にかなり肩入れして私も"守りたい側"に。そもそも藤原竜也と松山ケンイチがタッグを組んでいる時点で移入確定なのですが…🥹🥹
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二重三重のトリック、驚愕のラスト──大仰なフレーズが並びましたが衝撃度は予想を下回りました。
密室・山荘・出演者構成は同じ劇団員。原作(未読)が90年代ということもあってか、どことなく金田一感の漂う>>続きを読む
面白くなかった。びっくりするくらいに面白くなかったです。再生するも30分くらいで離脱。翌日に続き観てもやっぱりしんどい。3日がかりで観終わったけど全く自分には合いませんでした。
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陽キャ4人+何故来た感満載なその他4人。計8人が迷い込んだ村はヤバすぎる場所だった。イキってた人も目立たなかった人もあっさりと始末され、さあこれから物語はどうなるのでしょうか、人喰い村の内情が明かされ>>続きを読む
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※原案の『CUBE』は未見
こういう系の映画では"誰が最初にゲームオーバーになるのか"、"誰が最後まで残るのか"というのをまず考えてしまうんですが、前者はイキり気味にぺらぺら喋る岡田将生、後者は主演>>続きを読む
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好きな映画でした。割と偏愛の域に入るかもしれません。笑
月火水木金土日と7人の僕(中村倫也)がいて、七日間それぞれの「曜日」にそれぞれの趣味やライフスタイルがある。一方で一人一人が生活できるのは、知>>続きを読む
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──私たちは愛することをさぼってしまった
──手に入らないものだからこそ愛することができる
──人は、近くにいる人を、さらに言えば自分のことを一番わかっていない
愛についての持論を言語化してくれる表>>続きを読む
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センテンススプリングなる迷言も流出したベッキーと川谷のスキャンダルで「文春砲」が脚光を浴びたのは8年前。近年は週刊誌のスクープが当たり前のように世間一般の共通話題へと発展するようになり、特に週刊文春の>>続きを読む
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これぞ妻夫木聡という映画だった。重厚なヒューマンドラマに負けない名優が揃う中で、脇役と思っていたのに存在感はじんわりと増していき、気づけばやっぱり主演でしたねという感じ。
『凶悪』とよく似た後味もヌル>>続きを読む
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人は互助ができると教えてくれるような人間讃歌の映画だった。
原作も読了。各所でいわれている通り、脚色が成功している映画だと思った。当然小説では登場人物の感情描写があるので映画はそこがフラットに見える>>続きを読む
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芋生悠さん出演作とのことで鑑賞。監督が『ベイビーわるきゅーれ』の阪元監督ということだけ把握して観たんですが────
面白かった!これぞ楽しい殺し屋映画!
自分の場合こういう映画は「誰が一番強いのか>>続きを読む
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あれこそが「もっと超越した所」なんだろうけど、最後のひと押しは正直好きじゃなかった。
ただ、そこに至るまでは満点。めちゃくちゃ楽しかった。(いつも引き合いに出して恐縮ですが)『恋の渦』よりもさらに無自>>続きを読む
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日本代表のユニフォームを着た4人のシーンをはじめ、あらすじにはカタールW杯のくだりがあるなどサッカー要素の濃そうな作品。
Xを見てたら舞台挨拶に訪れた監督が浦和のジャージを着ていたようでびっくりした。>>続きを読む
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折れかけた心にそっと手を当てて寄り添ってくれる映画であり、いまの自分に必要な映画だった。
支えてくれる身近な人の存在により、停滞していた主人公の日常や主人公自身がまた少しずつ動き出していく。そこに至>>続きを読む