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Time to Love(英題)
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『Time to Love(英題)』に投稿された感想・評価

[トルコ、愛の平行線] 80点

傑作。暖炉の上に飾ってあるバカでかい肖像写真に見入るハリル。その家は資産家の別荘であり、彼は内装工事を担当してから写真に惚れてしまい、毎日のように会いに来ていた。そこへ別荘の持ち主で写真の主でもあるメラルがやって来る。愛を信じていなかったが訳を聞いて一瞬で恋に落ちたとするメラルに対して、自分はあくまでも写真に恋したのであってキミじゃないと応えるハリル。ハリルにとって写真は"決して手に入らないもの"でありながら、それに恋してしまったために"幸せ"の象徴でもあり、両者の間を埋めるべく"自分に優しい人物"という都合のいい設定にして丸め込んでいる。だからこそ、本人ご登場に嬉しさを見出だせないでいるのだ。翻ってメラルも、上級社会の生活に飽き飽きしていて、恐らく彼に興味を持った発端はそういった冒険心から来ているのかもしれないが、生活の軸足が労働者階級になってしまうことまでは考えていなさそうだ。こうして、両者の議論は永遠に平行線を辿るしかなくなってしまう。この緊張感ある並行議論と結実しない愛の暴力性、アントニオーニを思い出してしまう。エルクサンも意識したのか、アントニオーニっぽいショットもちらほらあった。
→キャリア上いろいろな作品をパクっている人らしく、これもパクりなのかもしれない。

繰り返される窓越しの物憂げなメラルのショットは、二人の間に埋められない距離(それは階級差を主成分として様々なものを含む)を暗示している。だからこそ、二人の間を塞いでいた雨という水が、最終的に二人の再会の場になることは想像に難くない。明らかに三途の川めいている描写の数々が、二人の結末を直接的に予言しているのが非常に苦しい。『Iguana Tokyo』という映画で本作品のラストシーンをパクったシーンがある。パクり映画をパクるという趣はさておき、『Iguana Tokyo』がマジでつまらんという方が問題。
豚肉丸

豚肉丸の感想・評価

4.7
上流階級の家に住む女性はある日、自分の肖像に恋をする男性と出会う。彼女はそんな男に次第に心惹かれるようになるも、「現実じゃなくて写真でしか愛せない」と男から突き放されて...というお話

映像の一つ一つが素晴らしい。構図も何もかも全てが美しく、強烈で目に焼き付く。
何と言っても、物語の中心的な役割を果たす「デカすぎる女性の肖像写真」が強烈。デカすぎる額縁にはデカデカと目力が強い女性の顔が描かれており、この写真が画面内に位置するだけで嫌でも目が引き寄せられてしまう。
そして、その肖像写真を持って外を歩くショットがあまりにも強烈過ぎて凄すぎる。雄大な自然の中でドデカい顔が画面を進む強烈っぷりよ。最高。

物語の発端は非常にキテレツだけれども主軸自体はしっかりとしたロマンチックな恋愛映画なのも面白い。立場の関係上繋がれる訳の無い2人が、「肖像写真」という1つのアイテムを中心に距離を縮めては遠ざかっていく姿はとてもロマンチックで、雄大な自然を映したショットが見事に効いている。

そして最も良かったのがラスト。絵面もショットも物語も何もかもが最高の瞬間であり、「ある2つの物が重なる瞬間」を捉えたショットにはあまりの見事さに声を出してしまった。あまりにも見事で印象深いショット。
クラシック映画ながらも今見ても全く見劣りしない(むしろ新鮮味すら感じる)ショットが盛り沢山で本当に面白い映画でした!日本上陸しないかな...

キャリアが気になって見た後に監督を調べたら『SEYTAN』(トルコ産エクソシストのパクリ映画)の監督だったのに1番驚いた。そんなことあるんだ...
natsumi

natsumiの感想・評価

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イスタンブールのプリンスィズ諸島で塗装屋として働く貧しい男ハリルは、塗装の依頼があった豪邸に飾ってあった家主の女性メラルの写真の虜になる。仕事が終わってもこっそり家に侵入し毎日その写真を眺めに来ること一年、ある日そのところをメラルに見つかってしまう。日常的に自分の家に不法侵入していた男に恋するのも意味わからないし、あんなデカい自分の写真を飾ってあるのもわからずなかなかのれなかったものの、ラストは良かった。ロマンス映画はわかりやすくないと自分にはわからないな…