鑑賞日:2023年10月28日
パンフレット:900円
奪われたら、殺して奪い返す――!
もうさ、、、
エンタメ作品はこういうのでいーんだよ!
単純明快でサイコーの面白さでした!!
所謂、”ナーメテーター系”の作品となっています。
ナメてたじいさんがとんでもなく強かった…という感じです。
フィンランド映画なんだけど、全編英語台詞で、
登場するナチスの兵士まで英語で話してます(苦笑)
ま、この辺りはつっこんではいけません。
映画は、1944年、ラップランドの川でアアタミが砂金採りをしているシーンから始まります。
アアタミが一粒の金を見つけ、雄叫びを上げる。
周辺の地面を掘り、ついには巨大は金脈を発見し、回収。
馬に乗り、街へ向かおうと街道を進んで行くと、撤退中のナチスの戦車隊が現れる。
どうにか通り過ぎることが出来たものの、その先にも兵隊たちがいて、荷物を見られてしまう。
金塊を奪われまいと、アアタミは兵士たちをたちまち始末。
しかし、先ほど通り過ぎた戦車隊が銃声を聞きつけ、引き返してくる。
ナチスのブルーノはアアタミを追跡するのだった…。
今作は全7章構成となっています。
第1章「黄金」
第2章「ナチス」
第3章「地雷原」
第4章「伝説の男」
第5章「焦土」
第6章「皆殺し」
最終章
章ごとにタイトルが出るので、その先に待っている展開が読めてしまうものの、そこはあまり気にならず。
アアタミはラストしか喋らず、ほとんどが傷を負った呻き声のみで…
かなり斬新なキャラ設定かも。
でも、アアタミが敵を始末していくのはホント痛快♪
もうね…アアタミに惚れちゃったよ。
撃たれても、首を吊られても死なないアアタミ…
ソ連兵を一人で300人以上も葬ったとかで、”1人暗殺部隊”というパワーワードも登場(笑)
R15+なので人体破壊等の残酷描写も多いのだが、そこも気になりませんでした。
兎にも角にも、アアタミが敵をドンドン始末していくので、安心して観ていられたような。
捕虜となっていたフィンランド女性たちもきちんと活躍の場が用意されているので、伏線回収も抜かりなし。
そうそう、最終章のラストシーンは思わず笑ってしまった。
そりゃ金塊持っていれば、そう言わずにはいられないよね?
アアタミが発する言葉は観てのお楽しみ♪
綺麗スッキリに終わって、スカッとする作品なので、
これは是非とも劇場で鑑賞して欲しいです!!