【フィンランド版西部劇】
ここ掘れわんわん…ではなく🙃
ある日、金を掘り当てたお爺ちゃん。
ワンちゃんと馬さんを連れて帰る途中、ナチス一行に遭遇する。
進行は以下のようだったかと。
Ch 1: The Gold
Ch 2: The Nazis
Ch 3: The Minefield
Ch 4: The Legend
Ch 5: Scorched Earth
Ch 6: Kill’em All
Finale
途中でお爺ちゃんの正体が明かされますが、それでもなお、執拗に追いかけるナチス上官に、納得できる動機があるのが良かったです。
無敵の爺さんが、ひたすらナチス兵をやっつける話だと思っていたのですが、意外とゆっくりしつこく追い込まれていました。
お爺ちゃんは、不死身なのか、死ねないのか。
ナチスがアホで、シュールな笑いを誘います。
「次、お前行け。」
セコイ上官と目を合わせないようにする下級兵士らの姿は、まるで先生に当てられないように目を伏せる生徒のよう😄
「え?俺行くんすか?行かなきゃダメっすか?」(心の声)
無駄と知りつつ、困惑した瞳で無言の抵抗を示す若者達。気の毒です。
お爺ちゃん、最後以外、一言も話しません。
女性も活躍します!
後ろ姿が子羊のようなワンちゃんが可愛い。
***
Tarantino風と感じました。Ramboファンである監督は、Sergio Leoneなどの作品を観て育ち、”The Bridge On The River Kwai” を真似たと答えています。(Wendy Mitchell. ’Sisu’ director Jalmari Helander on Tarantino influences, shooting in Lapland. Screendaily. Sep 10, 2022.)
“The Equalizer 3”に大感激している父に薦めるかどうかは悩ましい所です。