大戦も終わり頃、せっかく掘った金を野良ナチスに獲られそうになった爺さんが、そうはさせじと過剰防衛しまくるんだけど、やっぱり伝説の兵隊だった話！
映画館で血しぶき飛び散る映画観たのはいつぶりだろうか。これ時代は違えど構成がほぼジョン・ウィック、かつセリフがほとんどなく短く、かつ適度に人間が爆散しまくるのでめちゃくちゃ観やすかったです。ラーメンなんて何時間もじっくりスープ煮込んでられっかよ、て寸胴にぼちゃぼちゃ化学調味料ぶちまけて、しっかり美味い、て感じ。こんだけ手垢ついたやつやるんだったら、余計な要素は一切排除しよう！ていう潔さが素晴らしかったですね。チャプター毎に第１章〇〇みたいなのが出るんだけど、最終章のテロップで爆笑しかけました。少し納得がいかないかも、は確実に爺さん２回は死んでるはずなこと。「あれ」ってもしかしてそれなりの時間踏ん張れるのかな、てやってみたくなるの超危ねえよ。
劇場にはおそらく自分を踏まえて40代〜50代のおっさんしかいなかったのも良かったなあ。この世代は、心のどこかで完膚なき暴力を求めてるのかもしれない。自分もそうだけど、全員ちょっとニヤニヤしてたのではないだろうか。不健康。
