TaKeiteaZy

プリデスティネーションのTaKeiteaZyのレビュー・感想・評価

プリデスティネーション(2014年製作の映画)
3.6
バーにやってきた「男」がバーテンダーイーサンに自分の数奇な運命を話し始めるが、バーテンダーイーサンが実は時空警察だったので、ニューヨークに潜む爆弾魔を何としようとするけど、もう、ええと、え?な話!

非常に評判の高いSFサスペンス、タイムリープものなので例の如く腹一杯だったので、後回しにしてましたが、これは、えーと、ごめんなさい、感想が「合ってる?」でした。いくらなんでもやりすぎじゃねえの?それこそウロボロス感が強い原作だったのだろうけど、見終わって「え?なんて?もっかい、もっかいお願いします。」となりました。元々こういうのって、時間の不逆性に対しての皮肉なので、可逆な時点で絶対あり得ないことが起こってしまうというのが面白さなのだけど、流石にここまでいくとぐるぐるぐるぐる。始まりあった?終わりなくね?と、紙とペンを取り出したくなりました。Desire(昔セガサターンにあったエロゲ)を思い出しましたね。懐かしいなあ。

考え始めると確実に頭の中にハンドスピナーばりに止まらない無限ループが発生するので、時間が不可逆なことって大事だなあ、と思って明日も一方通行の人生に感謝することにしましょう。
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