トランスマスター

ドミノのトランスマスターのレビュー・感想・評価

ドミノ(2023年製作の映画)
3.0
♯50 脳ハックの追跡

原題:Hypnoticの意味はフランス語で催眠

舞台はテキサスのオースティン
主人公の刑事ダニーは、ある日、公園で目を離した隙に娘を見失い、彼女は行方不明になってしまう。彼は正気を保つために仕事に復帰して相棒とパトロールをしているところに銀行強盗の予告のタレコミが入り、現場で、接する人々を操る不可解な動きをする男を発見する。その男が娘の行方に関与している手がかりを見つけたダニーは、男を追い、やがて現実と見紛う〈世界〉に踏み込み、追い詰められていくというサイキックスリラーです。

◆良い点/注目ポイント
・ヴィランを演じるウィリアム・フィクナーのキャスティングが絶妙です。
どこまでも追いかけてくる
マホーンFBI捜査官です。
・クリストファー・ノーラン監督が160分かけて上映する作品を、ロバート・ロドリゲス監督が90分にまとめました。

◆改善点
・警察署のダニーの相棒を演じるのは、マット・デイモン一択です。

◆総括
・現実離れした仮想現実シーンや、演者アセンブルも既視感満載でした。
ロバート・ロボドリゲス監督なら、
もっと泥臭いB級バイオレンス路線を追求して欲しいです。

-2024年50本目-