ぴろぴろ

はたらく細胞のぴろぴろのレビュー・感想・評価

はたらく細胞(2024年製作の映画)
4.2

『笑って泣けてタメになる』は本当だった。
人間の体の中にいる37兆個もの細胞たちが働く様子が上手く可視化され、描かれる。 
人の体内も、生活習慣によって明るくキラキラしていたり、昭和の場末の酒場感が漂っていたりとビジュアル的にもとても面白かった。  看板が…
阿部サダヲのお腹が痛くなる場面ではゲラゲラ笑えて、芦田愛菜ちゃん演じる日胡には泣かされ、笑って泣けて楽しめて、そしてストンとすんなり懐に入って来る学べるエンタメ映画。  学校で鑑賞させたら子供たち喜びそうとか思いながら観てた。 

私は次男が生後6ヶ月の時に白血病になり、毎日採血してたので、病気について当時自分でかなり調べたので血液の事は少し詳しい。
なので今作は予告観た時から楽しみにしていた。
芦田愛菜ちゃんが発症するくだりはすっかり同じで自分と重なったけど、治療中の体の中は私もこんな感じだったのかもなぁと次第に感心して観ていた。
これまで、今元気にしていられるのは主治医と看護師さんや薬剤師さん、支えてくれた家族や友人たちのおかげだと思って来たけど、それは今も変わらず思ってるけど、この映画を観て、私の体も頑張ったんだなぁと思った。
きっと今も頑張ってくれてると思うから大事にしなくちゃ。

出演者が皆んな良かったです。
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