YAZ

黄昏のチャイナタウンのYAZのレビュー・感想・評価

黄昏のチャイナタウン(1990年製作の映画)
3.3
「チャイナタウン」続編観る
ニコルソン監督兼任で

前作の10年後という設定ですが
制作は15年程経ってるので少し
太めなジェイクです

始まり浮気調査は前作と一緒
妻の浮気現場盗聴中に夫依頼人
現れ相手をいきなり射殺するも
銃が浮気相手のモノなので無罪に。
依頼人と浮気相手の意外な関係、録音
テープから過去のあの事件が蘇る

依頼人ハーヴェイ・カイテル
彼の名もジェイクで二人のジェイク。
取り合えず調査終わり探偵ジェイクが
どこに向かってるのかイマイチ曖昧な
感じです

カイテルのジェイクと被害者の関係から
妻と共謀しての計画殺人の疑いだったり
そのバックには石油業界の闇(前作は
水道でした)があったり前作で残された
女性の名が浮かび上がったりとイロイロ
あるけど探偵ジェイクの本当の狙いは
何か見えずにやや退屈

ジェイク一人称だと観てる側が同化する
ので彼の分らなさを補うだけの興味引く
キャラクターが居なかったように思う。
フェイ・ダナウェイが作った前作かな
の思いさらに強くです

終わって見れば前作の後始末的で続編の
色合いは想像以上に濃かった
ニコルソンも脚本タウンもあのままでは
な〜という思いが有ったのは感じたけど
それ以上のモノは残念ながらです
YAZ

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