大人になった小樓がダメすぎてあんまり感情移入できない！！！！！！！
蝶衣の自分への想いをすっとぼけるのは百歩譲っていいとして、菊仙へのあの発言はダメだろうが！！！！！あとコオロギ賭博ってなに？！（無知）
蝶衣の菊仙への仕打ちはわかるんですよ
自分が1番愛してる男を奪った女だしおまけに自分を捨てた母親と同じ娼婦だし、しかも「日本軍からの招待に応じて小樓のことを助けてくれたら私もう小樓とは会わないから！！」って約束をしれ〜っと破ってるし！！！！何それ！！
あと師匠が「恩師〜！」みたいな感じになってるの現代人から観ると違和感ありすぎてヴッとなりました…だってフツーに全然虐待じゃん…でもこういう時代が確かにあったんだよなあ…監督の想い通り、決して風化されてはいけないことですよね。
一応事前に公式サイトで時代背景など調べましたが付け焼き刃すぎたのでそこも映画にノリきれなかった原因かも…シチリア！シチリア！と同じ轍を踏んでいる…
とはいえ、蝶衣を演じた3人の俳優（幼年、少年、青年）の艶やかさは目を瞠るものがありました。
子供時代を演じた子役さん2人の、ジャガイモみたいな小僧どもの中で水際立った美しさといったら…
そして青年時代のレスリー・チャンの麗しさにも度肝を抜かれますよね、またあのお化粧が似合うんだなあ…所作の一つ一つまで優雅だし…
映像自体も桃源郷感があって良かったです。
