改めて鑑賞してみて、本作がなければ『国宝』は存在しなかったことがよくわかる。
(1) 『国宝』ももちろん素晴らしかったが、本作は、芸が社会の中でこそ生きるものであるという真実を、痛切に描ききってい…
女が女を生きるときに立ち現れる風景が、どのようなものであるのかを描いた映画作品は数多くあり、それぞれに魅力を宿しながらも、この『覇王別姫』を観る前と後とでは、そうした魅力の位置づけが、根本的に入れ替…
>>続きを読む物話の構成要素が多くて目が回りそうだったけど、終盤その全てが文革の場面に強烈に効いてきて凄まじかった。映画の物語と覇王別姫の物語の重ね方がお見事。
少年期の修行時代が苛烈すぎて地獄のようだったけどそ…
蝶衣、小楼、菊仙、この3人の関係性が繊細でもあり大胆でもあり。
中国の歴史的背景や、芸術(京劇)に抑圧かけたりする様もみることができた。
芸に身を捧げるって、本当に全身全霊というのがラストに表れてい…
勧められて見たけど思ってた数100倍凄まじかった。
ほぼ3時間だけど長さを感じなかった。
芸に生きた蝶衣、愛に生きた菊仙、何にもなれない小樓というこの三角関係のバランス感が絶妙すぎて
BLだと割と…
国宝がこの映画に影響を受けていると聞き観ました。主演のレスリー・チャンがあまりにも美しく、こんなにも妖艶な人間がいるんだ!?と驚きました…。事前に中国の時代背景や京劇について知識を持っていれば良かっ…
>>続きを読む途中から菊仙の魅力と哀しさが凄すぎてそっちも気になってずっと胸が苦しかった……
蝶衣とまるでシスターフッドのような関係を築きそうで、築かない あえてこう言うけど女の悲しみは女にしか分からず女の一人は…
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