全然普通に所々寝たけど、
良いもん観たなあ
DVDでしか観たことなかったので
劇場で観れて嬉しいです。
サクリファイスもリバイバル上映で観れたんだけど、もう一回観たいなあ。
家で観るのと劇場で観るのとでは
強く印象に残る場面も全然違うものですね。
家で観たときはアンドレイが女の子に名前を聞くシーンがすごく好きなんですが
今回はその後の本が燃えてるシーンがすごくぐっときてしまって、
「う、うう〜〜〜〜〜ッッ」となっていました。
あとやっぱアンドレイの故郷の廃墟が
大写しになったときはもう本当に…良いもん観た、これぞノスタルジアという感じでした。
あと何回観ても、最後のアンドレイすごく応援しちゃいます。
彼の心がまるで裸のようだからです。
私にはアンドレイ・タルコフスキーの映画で繰り返し、丁寧にことばで語られるような信仰は持っていないし
彼らの語っていることは全然何を言っているかわからないけど、それでも彼の映画はじっと観ていられる、そして観終わったあと「ああ良いもん観た」って思えます。
考えないで、ただ感じて観てとはルシール・アザリロヴィックの言葉ですが
アンドレイ・タルコフスキーの映画にも、ただ画が印象的で美しいだけではない自分の中で言語化できない何かがあるんだなあと信じられる気がします。
良い体験でした。
