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瞳をとじてのmisqのレビュー・感想・評価

瞳をとじて(2023年製作の映画)
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良い映画でした、10年くらいかけて
あと2回くらい観たら色々言語化できるんじゃないかなと思います。

それはさておきこれは本当に私の修行不足なのですが、私は勝手に、このポスターに使われてる画がワンシーンとしてあると思い込んでしまって、でもなくて勝手に愕然としてしまって、帰りの電車乗ったあたりで「あ、私、このポスターの画を劇場のスクリーンで観たかったんだ…」と気づいてしょげてしまいました、本当に私が悪いです。
え、でもディレクターズカット版とかあるのかな…?(往生際悪すぎ)


いやでも良い映画だった、本当に!!
私の好きな橙の光の美しさはなくて、
でもちがう美しさのある作品だったし
最後まで各登場人物のまなざしはそれぞれに思うところがあってすごく良かったです。
あと最後、完全に、思い出してる顔してて「お、思い出してる顔してる〜〜ッ!!」とドキドキしてました。

余談ですが、主人公はなんというか
浜辺みたいな男だなと思ったのですが
間違いなく彼の心にはデカい穴が空いてるし、それは単純にフリエを始めとして失ったものが多すぎたからなのかな〜と思うのですが彼は海辺の村で、犬と一緒に
翻訳の仕事をしながら釣りと野菜作りに精を出して過ごしているんですよね。なんかそれはそれで結構いい余生ですよね。近所の人とも仲良いし。(追い出されそうだけど)
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