あなたはどう捉えますか？
そう問いかけられたような作品でした。
良いとか悪いとかではなく、どう感じましたか？という事です。
事件や事故は毎日のように起きます。
解決されないものはそのままに、次々と重なって下の方に追いやられ見えないものとなっていきます。何も終わっていないのに。
この事実をどう捉えればいいのだろう？ものすごく悩みました。
辛さを同じように共有しすぎたら自分だって病むだろうし、でも知らないふりはしたくない。
どうすればいいのだろう？
ちょっと答えをすぐに出すことはできません。
忘れないでいる。
これは大事だと思いました。
真摯さや誠実さが評価されないこの世の中は歪んでいるしクソです。
ですが、自分が生まれる前からクソだったろうし、きっとこれからもクソであり続けるんだろうなって。
それは間違いないことのように思えます。
自分がブレなければいいのです。
何年経とうとも我が子の帰りを待ち続ける、諦めない気持ちに勇気をもらえたし、無事帰って来たあかつきには自分の子供ではないのに号泣してしまうような気がします。
観て良かったです。
