エンドロール後におまけ映像あり。
公式戦で1得点もしたことがなくFIFA世界ランキング最下位の米領サモア代表チームにアメリカから新たなコーチが就任する。
ドキュメンタリー映画も制作された実話をタイカ・ワイティティ監督が映画化。
タイカ・ワイティティ監督が実話もの?と思っていたら、実話感動スポ根映画ではなく監督らしいコメディ映画に仕上がっていて良かった。そもそも実話そのものが上手く出来すぎているから、真剣に映画化するのは難しかった気はする。
劇中でも指摘されていたけど、下手すると”白人が有色人種を救う話”になりかねないところを、むしろコーチが救われる話にしているのが上手い。
マイケル・ファスベンダーがコメディに出てるの珍しいなと思ったけど、苦悩する姿、悪態をつく姿、ブチ切れる姿、全部マッチしていて最高だった。