AMY

ネクスト・ゴール・ウィンズのAMYのレビュー・感想・評価

3.3
つい最近試写会をやってて、応募しようか迷った作品
実話をもとにしたストーリー

“Jojo Rabbit”の監督Taika Waititiが監督ということで期待してた
ご本人もちゃっかり出演
この人のjokeが好きだわ

Samsonの父親はSONYとか
“The Karate Kid”のくだりとか
「Youは何しに日本へ?」のオマージュなのような“Who's on the plane?”とか
監督は日本に興味があるのかな?笑


どんなことにもセオリーや王道な方法がある
でも、それって人/もの/状況によって合う合わないがあって
米領サモアの人たちにはよくあるサッカーのセオリーは通じなかったということなんだろうなと
彼らにとって大事なことは、楽しめること、心に無理なく生きること
だからスパルタな方法や地獄の訓練や戦法では彼らの能力がうまく発揮できない

監督もこうなりたいとか、監督は普通はこうあるべきという型やイメージを持っているようで、映画のセリフや人の名言/格言を真似しているようだったけど、結局そんなものより、素直に自分の言葉で語りかけた方がみんなに響いているようだった


Siaの“Chandelier”を歌う監督のシーン
たしかにああいう時に歌いたくなる歌よねと思って見てた

あとは、盛り上がるシーンでTears For Fearsの“Everybody Wants to Rule The World”が流れた時、好きな曲っていうのもあるけど、歌詞がストーリーに合っててなんか泣けた
今の時代、権力を持とうとか他の国より優れようとか、力を示そうとかみんな躍起になってるけど、大事なことってそんなことかな?という本作のメッセージに合っている気がした

Miracles do happen



余談
最近学生時代に学んだFive stages of griefを扱った作品によく遭遇するなぁ
AMY

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