ユリ科

PERFECT DAYSのユリ科のネタバレレビュー・内容・結末

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

露骨
セリフが違和感ある
平山が無口なのかなんなのかよくわかんない、親戚初対面関わらずめっちゃ喋るときは喋る、気を遣って喋るタイプというわけでもなさそう、よくわかんない

所得格差、古いもの新しいもの、対比があからさまで冷める
なんか言いたげなんだけどしっかり伝わってこない

これよりかは西川美和『すばらしき世界』を勧めます。。どうしても比べて見てしまった

日本の住環境をそのまま描くと陰影がないので小さな電球をたくさん使っている

影は濃くならないけど
光を浴びるものたちは重なると濃くなる

缶コーヒーはやっぱりボス

『青い魚』はめっちゃ好きで聴きまくってますあざす帰ります


追記
1/8 2回目見た
全然違う。めちゃくちゃ良かった。
私は1回目違う脳の使い方で見てしまっていた。より抽象的に?見ると
マジで良い

わからないまま終わる
そんなのは嫌だ

ってことだよね、わかる


現代版アメニモマケズ的なね


欲を捨て、質素な暮らしを美徳として
小さなことに幸せを感じるように努めても
完璧も絶対も永遠に手に入れられない

こんなふうに生きていけたら
とあるが
理想は叶わないから理想
ただ美しいものを描いているだけの作品ではなくて、すばらしい人生なんて結局誰も送れないみたいな皮肉に気づいた瞬間
一気に作品に奥行きが出た。面白かった


ただ、浅草のでかい交差点の中洲にチャリ止めるとこだけは違和感あった。あんなとこに置いたらすぐ撤去されるし、真面目でマメな平山が違法駐輪はしないでしょうよ、、ついリアリティを求めてしまう僕の悪い癖…
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