役所広司さんがとてつもなく可愛くて魅力的な映画。でも見る人は選ぶかもね。
なんせ毎朝箒を履く音で目覚め、身支度をして、コーヒーを飲み、トイレ掃除をして銭湯に行き、飲み屋で一杯。読書をしながら就寝。
なんの変哲もない変わらないルーティーンの日常。その中にも少し変化や、ちょっとしたハプニングもあり。
でもほとんど毎日は穏やかに同じ日々で過ぎて行く。
セリフがほとんどなく、後半は少し喋るけどでも彼の人生が少しだけ、匂わせる程度には見える。
それをあえて説明するんじゃなくて、観客が好きに想像するに委ねてる感じが心地よい。
役所広司さんがほんとうに可愛いんです。笑顔も本当に素敵。
この映画を見た人ならきっと同意してくれるはず。
味わい深い映画でした。