味覚の芸術です。アートです。ガストロノミーです。
劇伴まったくなく、調理の音を楽しむ。
19世紀後半のフランスで、女料理人としての生き様。誰かさんの妻ではなく、料理人として承認されることの喜び…
良いお話だし、19世紀後半フランスの調度とかテーブルセッティングとかシャトーの風景とか蝋燭の照明とか、映像がとびきり美しい。
それはそれは素敵でしたが、この時代極貧の労働者溢れてるだろうに美食家というアーチスト金持ちの道楽優雅なことですなとか、片付け大変そう誰がやんだろ…とか、お皿引き寄せちゃ（引き寄せ箸）ダメ！とか、下働き頑張ってるあの子の扱い雑でかわいそうとか、才能ない庶民目線が邪魔して没入せず笑
とかなんとか言いつつ、パンフレット買っちゃいました。レストランのメニュー風の装丁でかわいい。
