あっぱれ、メリル・ストリープさんです。
調子っぱずれながらも、愛嬌あり魅力的な歌声。動作や表情もあいまって、ほんと笑っちゃうんだけど、くせになる。
エンドロール直前の歌声が、モデルとなったご本人のものかと思われるが（そうでないとあそこで挿入した意味なし）再現性という意味でも素晴らしー
ヒューも、ピアニストのコズメを演じたサイモン・ヘルバーグも、味わい深く素晴らしかった。
聴衆の表情も絶妙で笑えて、映画として楽しく鑑賞しました。
懸命に生きて、金の引力はあれ、まわりの人に愛されたマダム。本当に裸の王様だったのであれば、あまりに可哀想というか見方によれば哀れということになるんだろう。でもそんなの余計なお世話。やりたいことを全力でやる姿に力をもらいます。
最初の夫がとにかく悪い。非道い、非道いよと気分悪いけど、ヒューが「もう墓の下だから…」って言うから鎮められました。
というか、お金持ちは発想に制限がなくて羨ましい。
