このレビューはネタバレを含みます
存じ上げない役者さん達の演技を絶賛したい。見ものです。
展開は、舞台がほぼ法廷と自宅に限られることも手伝って、やや起伏がなく眠気も…
最後にきての息子の証言も想像していた通りだけど、彼の決心が重い。
それを裏付けるのが、母親が自宅に帰ってくるラストシーン。
息子も母親も互いに帰ってくるのが怖かったということが真実… 。
犬は…。
私的にひとつだけ。
夫婦の生活の負担に平等なんてないと思うよ。第三者による裁定か機械的に判断できれば別だけど、家族を含めた当事者間ではお互いに自分の分担は過大評価するだろうし、目につくところも、得意不得意も違うし、言い出したらキリない。
相手への敬意がなくなったら落とし所はなくなってしまうのでは…