ガブXスカイウォーカー

タイタニックのガブXスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

タイタニック(1997年製作の映画)
3.8
ロードショー公開以来の再鑑賞。もう21年か、時がたつのは早いものだ。
あらためて観ると、レオナルド・ディカプリオはやはりイケメン、ケイト・ウィンスレットは前半はオバサンっぽい顔してんだけど後半は美人、キャシー・ベイツはむちゃくちゃいい味出している。194分の長編でも天才ジェームズ・キャメロンの脚本・演出・編集はあまり退屈はさせない。前半は庶民と令嬢の階級を超えたラブストーリー、後半はパニック映画で、海上の別れのシーンは感動の嵐だ。「不朽の名作」とか「ロマンエンターティーメント大作」(今、俺が考えた)って言葉はこの作品のためにあるのかもしれない。

だが!
同時に嫌なことも思い出した。
大ヒット映画は当然、大勢の人が映画館に集まる。人が集まれば必ず悲劇が起こる。
当時、俺が『タイタニック』を鑑賞した劇場内は上映中に、ケータイが鳴る。トイレに行くのか席を立ったり戻ったりする。ケータイをいじる。居眠りしていびきをかく。ポップコーンを食べる音がうるさい。エンドロールでしゃべり出す、立ち上がって帰るなどなど、どいつこいつもマナー違反のオンパレードだった。バカどものせいで感動は台無しだ。お前ら、みんな爆発してしまえ!
と、21年も昔のこといまだ根に持つ俺(笑)。

そんな暗い思い出と、やはり俺は2時間以内でハッピーエンドが好きなので、本作は3.8点。