“Make it count“
◉1998年の第70回アカデミー賞において、作品賞、監督賞、撮影賞、主題歌賞、音楽賞、衣裳デザイン賞、視覚効果賞、音響効果賞、音響賞、編集賞の11部門で受賞という驚異の偉業を成し遂げた本作は、1912年4月15日 当時世界一の豪華客船タイタニック号が北大西洋の氷山に激突し沈没した大事件（実際に2224人の乗客の内、1513人が亡くなった）を、実話を基に架空のラブストーリーを加えて編集した不朽の名作。
◉ あっという間の3時間。音楽、脚本、ストーリー…どれを取っても非の打ち所が無く、当時の事故の真相とパニックに陥る人々の様子を如実に描きつつ、切なく儚い尚且つ素敵でロマンチック過ぎる純愛ストーリーを展開。涙無しでは観られない傑作だった。
特に主題歌の“MY HEART WILL GO ON”は琴線を煽りに煽り、涙腺を刺激され終いには崩壊した。
※救命ボートの数、緩い規則、旅客等級によって異なる避難時の扱い等々が波紋を呼び、この事故をきっかけとして救助の在り方が見直され、1914年に「海上における人命の安全のための国際条約（SOLAS）」が作られたそう。
