このレビューはネタバレを含みます
近年稀に見る酷さ。
藤井風の曲でもごまかせないほど酷い。
なんで写真をプリントしただけで、なにも知らないはずの主人公がすべてを悟るんだよ。無理じゃん...ほかにも「は?」というシーンがありすぎる。演出が下手。
あと普通に弥生(長澤まさみ)がヤバいやつすぎて、感動?のために春(森七菜)が死んだって感じで不快。
川村元気って観客とか人の感情とかそもそも生き死にについて舐めてると思う。この人、本当にビジネスに振り切ってるんだろうな。映画好きじゃないよね。この人の関わった映画って全部うっすら同じ種類の気持ち悪さがある。(それわかってるはずなのに観ちゃった自分が悪い)
長澤まさみ、竹野内豊と雰囲気いい人なら何させても良い訳じゃないぞ..と言いたくヤバい人(役柄)が出てきすぎて怖いよ。
あと日本の監督で岩井俊二の幻影を間違った方向に追ってる人の映画が本当につまらない。最近増えてると思う。キツいな。
森七菜さんだけが良くて、正直もったいなかった。予告でいいと思ったシーンは彼女が出てくる冒頭で終わり。そこに藤井風「満ちてゆく」が流れる予告がいちばんよかった。