ともなり

エレファントカシマシ ドキュメンタリー・フィルム 扉の向こうのともなりのレビュー・感想・評価

4.0
音楽と誠実に向き合う宮本浩次。作品が生み出される過程での試行錯誤と産みの苦しみ。
アーティストは2ndアルバムで出し尽くすと聞いたことがある。1stはプロを目指してアマチュア時代に書きためた曲。2ndはデビュー後にプロとして書いた曲。そこまでで普通の人間は言いたい事をほぼ言い尽くしてしまう。
そこから先は自分の体を切り刻んで、何か自分の中に残っていないかを絞り出す作業になるらしい。
宮本の苦悩を見ているとその言葉を思い出す。

しかしこの頃の宮次はとんでもないヘビースモーカーだな。喉を酷使する歌唱法と相まって歌手生命短いだろうなと思ったもんだ。禁煙したのは正解!

今をときめく是枝裕和がプロデュースなんですね。
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