『凱里ブルース』『ロングデイズ・ジャーニー』の中国のビー・ガン監督の短編。
友達も家も生きる目的もないという奇妙な黒猫がある日カカシに出会う。
自由の身になりたいから火をつけてくれと頼まれた黒猫は、カカシを燃やしながら「この世で一番大切なものは何か」と尋ねる。
カカシに答えはなかったが3人の変人が答えを持っているかもと教えられる。
黒猫はカカシの黒い布とハット姿で2足歩行に変身し、3人と会う旅に出る。
孤児院でバッテリー切れになっていたロボット（ヒューマノイド）は作っていたDark Sweetなお菓子を。
記憶を失くし麺を食べている女性は内容を覚えていない一通の手紙について。
マジシャンの男からは「陽が沈む頃、魂の印がハットの中に現れる？」的な話を。
それぞれの大切なものに触れたような、そうでもないような黒猫。
かつて拾ってくれた少女の誕生日に最高のプレゼントをあげるつもりが大失敗したことを思い出しながら、エスカレーターで上がってくる少女を待ち、「友達からのプレゼントがハットの中にあります」と伝える・・
邦題『壊れた太陽の心』は原題『破碎太阳之心』の直訳かな？
意味は分かりません。しかし英題が『A Short Story』って。笑;
黒猫の不思議な旅の世界に迷い込む約13分です。
mubi（US）
トレーラー
https://vimeo.com/706456578
