2024年2作目
人間の本質は種の保存?それともそれ以外?っていう永遠の課題に対してひとつの答えを提示されたような気持ちになった。
歴史的に見てもいつの時代も、男性は性的衝動と常に闘い、女性はある面では搾取され、ある面では利用する。では人間の本質は結局は性欲に端を発する本能的な戦略の表現系に過ぎないのか?という命題に対して、対比としてゴッドとベラ、お弟子さん(名前忘れた😅)の愛が描かれる。"ひと"から本能的なものを廃したそれ以外こそが人間らしさなのではないか?と感じた。
"美"もそれと似ていて、性欲を掻き立てる以外のものこそがそれではないかと。
エンドロール背景にサブリミナルバンバンのアイロニーなのか、諦めなのか、色々あったけど、ぼかあ人生に豊かな愛と美しさを見いだしたいと思った限りです。
宗教にも社会主義にも民主主義にも嘘がある。物事の本質だけを見抜く力をつけるんだ。
観てよかった。