セサミオイル

哀れなるものたちのセサミオイルのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.0
前半と後半でテンションが全然違っててそれが僕の場合マイナスに作用しました。前半おとぎ話で後半は暗い世界。テンション差あり過ぎて胸焼け起こすわ!
合わせて1本の映画として観せられるとつらいという感じ。
前半めっちゃくちゃ面白く観てしまった僕は後半ガチ説教を喰らってしまった感じです。
前半の世界観はヨルゴスランティモスここに極まれりという感じで、ティムバートンの後継者来た!?とか思って音楽も最高で衣装も素晴らしくてセリフにもユーモアがあり、すごく楽しみました。そこを振り返りたくてパンフも買いました。

後半はもうお説教タイムですよね。
しかもやや強引で筋が通ってんのかな?よく分かんない感じで疑問符が残りました。

でも思い返せば登場人物みな自由ですよね、自分の意思で行動してる。その点が素晴らしい。


でも次にも期待です。