原作未読。映画を見ただけでは分からないバックグラウンドがあるんだなと推測する。
映画を観る限り壮絶な青春。
誰がなんと言おうが俺にはこれしかないという心情が突き刺さった。
誰かに媚びて売れるのは違う。
小狡く立ち回るなんて出来ない。
誰かに思いを伝えられず限界まで酒を飲んでしまう。
映画を観ていて主人公の行く末を心配してしまいそうになるが、ああでもしないと世界はひらけなかったんだろうな。とも思う。
私小説を書いてそれが映画化された今、彼はどんな風になってるんだろう。かつての彼が「しょーもない」と罵った何屋さんか分からないギョーカイ人みたくなってるのか、それともあの頃みたいにトゲトゲしたままなのか。部屋にシドチェーンぶら下がってたね。破滅型パンクロッカーに憧れてたのかな。
音楽良かったね。主人公がのたうち回る様と重なって激しく複雑な楽曲たちだった。
エンドロールの曲も良かった。
俳優松角洋平さん素晴らしかったですね！
実は彼を目当てにしてました！
