終始バカ馬鹿しい雰囲気で小ネタを放ち続ける。スーパーで売ってる安いショートケーキのように、中身がぱっと見の印象を大きく超える事はない。爆笑もない。
でもそれでも良い。ほっこりするから！
スクリーンから作り手たちの真心のようなものを感じる。郷土愛も感じる。バカ馬鹿しい映画のはずなのに制作陣は至って本気。走行中の車の窓から一瞬映る「ファッションしまむら」は完全CGだったりします。俳優陣からも気合いを感じます。原作の世界観も踏襲してます。初期の地味ハロウィンのような純粋さを感じます。
前回にあった出身地対決が今回もあり、本気で勝ちにいってるここだけ妙にリアルなガチ感がありやはり相当面白い。
終始ケンミンショーを見るような気持ちでニコニコしながら観てました(笑)
