哀れなるものたちのKのネタバレレビュー・内容・結末

圧倒的映像美に衣装。
俺の口からも天才外科医のようにシャボン玉がでたんじゃないかな。そんな気分。
ファンタジーなんだけど圧倒的な美しさにほんとに映画館で観てよかった。
初めのモノクロの世界は外を知らないベラであって外に出た時のベラの目に映る景色はまるでファンタジーのような世界でありベラが見た世界はこの映画を見終わった後も余韻で映像が残っており目で見て耳で聞いたのではなく肌で感じたような感覚になった。
自由に、とらわれることなく自分を表現し、周りの目などを気にすることなく自分を強く持っている姿がカッコイイ。
他のキャラクター達もセリフの独特さユニークさなど面白いシーンも多かった。
外見が自殺した母親で脳が赤ちゃんと複雑でグロさもあったもののそこがあるから籠の中のから羽ばたいてみた世界とでて気づく知識や経験。冒険して分かったのは砂糖と暴力。

映像美、人間描写、セリフが良いのに全然それに負けてないエマ・ストーンの存在感は凄まじく美しい絵画の中にエマ・ストーンがいてアート作品のようだった。
ベラと冒険を共にするダンカンは最高にハマり役だと思うし良くも悪くもリアルで人間的だったし登場人物みな良かった。