パケ猫パケたん

春画先生のパケ猫パケたんのレビュー・感想・評価

春画先生(2023年製作の映画)
4.1

『春画先生』 (2023)
   114分 🇯🇵日本

今年は春画(しゅんが エッチな浮世絵🎵)の映画が多いよ~😻

この映画📽️で見れる、無修正の春画🎵

「歌まくら」 喜多川歌麿 1788
「色道十二番」鳥居清長  1784
「古能手佳史話」渓斎英泉 1836
「喜能会之故真通」葛飾北斎 1814
「風流艶色真似ゑもん」鈴木春信1770
「好色図会十二候」勝川春潮 1788

おちん○、おまん○が、リアルに誇張されていてズボズボ、エロいよ😻 絵師も豪華だし~

原作・監督・脚本は、塩田明彦

ストーリーは、「春画先生」と呼ばれる変わり者の男ヤモメ(内野聖陽)に、絵画好きな若い女の子(北香那)がひょんな事から、弟子入りして、だんだん、先生の事が好きになってくる
先生は、カタブツな方で、七年前に無くした奥さん(安達祐実)が忘れられずに、セックスの方は喪に復している
女の子は、だんだん男前先生が好きに成って来て、兄弟子(柄本佑)に食べられたりしつつ余計にモヤモヤする といったセックス・コメディ*️⃣😻

しかも段々エロくなる映画の展開🎵

原作ありきの日本映画がほとんどなのだが、まず、監督の原案であるところに好感が持てる

上記、葛飾北斎のエロいタコ🐙の浮世絵(タコが海辺で裸女に絡みついている)
なんかが出てくるところは、新藤兼人監督『北斎漫画』(1981)や、今村昌平監督『赤い橋の下のぬるい水』(2001)などのセックス・コメディを彷彿とさせる自由さ🎵 久しぶりやね~
あと、このタコの絵が、回転寿司🍣みたいに回っている鑑賞会が笑える

そして、エロい浮世絵たちの、ズボズボ部分でない風景や、描写を読み取く場面があったりして、鑑賞することの知的なゲームと成っている

渓斎英泉(けいさいえいせん)の無修正の春画もアップで出てきたので、彼の描く女性の顔は、天海祐希たん👩✨に似ているので、余計にドキドキしたオイラ😻😻🎵w

安達祐実たん👩✨はエロい😻、そして、柄本佑の下着姿が見れるよ🐘(顔は苦手😿ww)
更に、日活ロマンポルノの元祖、白川和子たん👩✨のニクい配役🎵

ここで読みとく事として、オイラ🐱は
「春画先生」(これは、塩田明彦監督の分身でもあろう)の、西洋かぶれな性質を挙げようと思う

「春画先生」本人はいつも、背広を着ているし、女の子にも妻の遺品である洋服を着せようとする
ワインと春画のパーティも、洋装の貴婦人だらけ👗✨である
「春画先生」は西洋の知識が豊富であり、春画などの浮世絵評価も、西洋からの逆輸入の要素が強いのかもね‼️❓

先生の性癖も、SM、正常位好き、アナル趣味と、西洋かぶれしているから
だから、日本のように、性におおらかじゃなくて、淫靡なおせっせ😻が好きみたいな~ この西洋かぶれは、現在の日本人にも当てはまるから、文明批評をしているよね~🐱

なかなか知的な映画📽️でした

あと、日本ではバックが基本だったって事も映画📽️は語っているので、好きモノ😻さんたちは、ぜひ、観てね🎵

因みに、オイラ🐱だったら、アオカンでバックで、アンアン撮りたかったかもね😻🎵
まぁ、オイラ、鈴木春信の描く、ちっこいサムライ🐈みたいな、存在ですわ🧚‍♂️🌈



中洲大洋映画劇場
大洋3

2023ー106ー85