サラフィアー

フレーミングホット!チートス物語のサラフィアーのレビュー・感想・評価

-
あらすじ(映画.comさんより)フリトレーの人気スナック菓子「チートス」の「Flamin'Hot(フレーミングホット)激辛チーズ味」を考案し、同社の清掃員から副社長にまで上り詰めた実在の人物リチャード・モンタニェスの物語を映画化。

1950年代後半にメキシコ系アメリカ人の両親のもと、ロサンゼルス東部で育ったリチャード・モンタニェスは、10代半ばで学校を中退し、高校卒業の資格がないために就職活動で苦労しながらも、地元のフリトレーの工場で清掃員の職に就く。しかし、スナック菓子の注文は減っていき、同僚たちの多くが解雇されていく。そんな状況を目の当たりにし、なんとかしたいと考え込んでいたリチャードは、自分の周囲に「辛い味」を楽しむ人たちが多いことに気づく。

メキシコ系アメリカ人という出自を生かしてフレーミングホットチートスを考案したリチャードが、さまざまな障害にぶつかりながらも、フリトレーを世界的なスナックへと成長させていく過程を描く。大ヒットドラマ「デスパレートな妻たち」で知られる俳優のエバ・ロンゴリアがメガホンをとり、長編初監督デビュー。リチャード役は映画「アンビュランス」などに出演したジェシー・ガルシア。Disney+で2023年6月9日から配信。(https://eiga.com/movie/99551/)

うわーこれはチートス食べたくなるね。
でも残念ながら「フレーミングホット」は日本では今は売っていないみたい、、

フリトレーってFrito Banditoとかでメキシコ系のステレオタイプ的なキャラを使って問題になったイメージだったので、メキシコ系のリチャードが「自分たちの家庭の味」でもってコミュニティ的にも商業的にも大成功する物語があったなんて!嬉しい驚きだった。

リチャードの仕事熱心さ、イニシアチブはビジネスパーソンとはこうあるべきだ!という見方もできるし、妻や子供たちとの関係も微笑ましい。特に妻の存在が大きかった。ちょっと泣きそうになった。そしてコミュニティとの連帯も熱かった。

アントマンを思わせる吹き替えシーンも楽しい。

コンパクトでみやすく、その割にいろんな要素が含まれててハッピーな映画だった。