よーすけカサブランカス

女王陛下の007のよーすけカサブランカスのレビュー・感想・評価

女王陛下の007(1969年製作の映画)
3.3
ヘリ3台に載る戦力で簡単に破壊されるんかい、とかスペクター自らかける催眠がしょぼかったり思うところはある。アルプスでのスキー、ボブスレーを使った鬼ごっこ、レースに乱入は良かったが。
ボンドが結婚するという点で異色作とされているが犯罪組織の娘が相手なのは割と驚いた。価値観は古風で娘がほとんどモノ扱いを受けているがそれが訂正されないまま終わった。
最後のスペクターの襲撃はチンピラみたいだった。ボンドは報復感情を全く表に出さなかったのが、それ以降の作品との整合性を考えると理解できるけど、なら結婚からいらなくない?と思ってしまう。