ゴン吉

女王陛下の007のゴン吉のレビュー・感想・評価

女王陛下の007(1969年製作の映画)
4.0
イギリス諜報部員で殺し屋でもあるジェームズボンドの活躍を描いた007シリーズの6作目。
主演はジョージ・レーゼンビー。ガブリエル・フェルゼッティ、テリー・サバラスらが共演、

イギリス諜報機関の殺し屋ジェームズ・ボンド(ジョージ・レーゼンビー)はポルトガルの海岸で夕暮れ時に入水し始めた美女トレーシー(ダイアナ・リグ)を助け、後にカジノで再開する。
その後、ヨーロッパ有数の犯罪組織のユニオン・コルスのボスでもある彼女の父親・ドラコ(ガブリエル・フェルゼッティ)から、彼女のセラピーを頼まれる。
ボンドは宿敵である犯罪組織スペクターのブロフェルド(テリー・サバラス)の情報提供とひきかえに依頼を承諾する。
ドラコの情報からブロフェルドが爵位申請していることを知り、ボンドは紋章員になりすまして、ブロフェルドがスイスアルプスの山頂で運営しているアレルギー研究所に潜入する。
そこでは地球上の作物や家畜を全滅させることが出来るウイルスオメガの研究が密かに行われていた。
果たしてボンドはブロフェルドの陰謀を阻止することが出来るのか?

本作のみボンド役を演じたジョージ・レーゼンビーに注目です。
プレイボーイのショーン・コネリーに対して真面目に恋するレーゼンビーが対照的で、ボンドと彼女の恋の行方はいかに? 
アルプスでの雪山スキーや雪崩のシーンは迫力満点。
他に雪上カーレースやボブスレーなどウインタースポーツが目白押しです。
ボンドカーはアストンマーティン・DBSですがほとんど活躍しません。
その代わりにトレーシーの真赤な愛車フォード・クーガーでカーチェイスを繰り広げます。
秘密アイテムは自動施錠解除装置。
ボンドガールは通称トレーシーを演じるダイアナ・リグ。
衝撃のラストは「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」の重要な伏線になっているので注目です!

「魅力的だな 君の目と耳たぶは」 
「ボンド夫妻の前途を祝して乾杯!」(TBS版)
「ボンド夫妻に乾杯を」(日テレ版)

「何でもない 疲れたので眠ってるんだ すぐ行く 世界は2人のものなんだ」(日テレ版)

2023.6 BS日テレで鑑賞(字幕)
2020.7 BS-TBSで鑑賞(吹替)
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