わたぼう

画家ボナール ピエールとマルトのわたぼうのレビュー・感想・評価

3.2
フランス映画祭にて。

ボナールがどんな芸術家だったか馴染みがなかったので、新鮮だった。

南仏の自然あふれる家に籠って絵を描くボネールの絵画への向き合い方も描かれていたが。とはいえ、恋愛の話というか、妻マルトとの話が中心で、結局どんな作家だったのかについては薄かったかな。

モネじいさんがいいセリフを言うのだけど、なんだったか忘れてしまった…。(モネ好きだから覚えておこうと思ったのに…)

老年のボナールは、ちょっとヴァンサンではふっくらしすぎて、老人ぽくなかったかな。役作りのダイエットで痩せたらしいけど。

上映終了後のQ&A。ヴァンサン・マケーニュ目当てだったが、まさかのボナールの本物絵画登場でビビる。警備員もいてなかなかない雰囲気。フランスじゃ絶対無理って言ってたけど、これは配給、ユニフランス、横浜市どこが本気を出したのだろうか。

ヴァンサン・マケーニュになんとかサインももらえてホクホク。出演作の印象通り、まさに『やさしい人』でした。
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