フランス映画祭にて。
フランス映画祭期間中、クレール・ドゥニ監督には3度会うことができた。1度目は『バディモン5』の客席で。2度目は横浜シネマリンのマスタークラス。3度目は本作の上映Q&A。
前日のマスタークラスで、本作の撮影時の話を聞いていたおかげで、解像度が高い状態で鑑賞することができた。
ジブチの太陽を感じさせるため、日中は大陽光で、夜のシーンは車のヘッドライトで撮影をしたそうだ。
ジブチの砂地と海に映える外人部隊がなんだかバレエの群舞のように美しかった。筋肉のぶつけあい、あれ何なの…? めちゃ印象に残る…。
ドニ・ラヴァンのダンスが衝撃的。当初ピストルを頭にあてるシーンが後だったらしいが、あまりに悲しかったので、順序を入れ替えたそうだ。
ダンスシーンはのちの『ホーリー・モーターズ』を彷彿させた。
あと、改めて軍服ってかっこいいなと。ベレー帽の着こなしがかっこよすぎ…。各国の軍服って名も知らぬ優れたデザイナーが作ってるのだろうなということに思いを巡らせた。