ゆりこ

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊のゆりこのレビュー・感想・評価

3.6
ポアロシリーズ第3弾。一線を退きベネチアで静かに生活していたポアロだったが、旧友で作家のオリヴァの頼みで、子供の亡霊が出るという屋敷で行われる降霊会に参加する。ところがそこで殺人事件が起こり、さらにポアロも命を狙われる。人には不可能と思われる事件の犯人は人間か?亡霊か?
突然背後に死んだはずの女の子が現れちゃうようなホラーテイストな雰囲気を楽しむミステリー。胡散臭い霊媒師はエブエブ始まったかと思ったが笑、嵐で誰も入れない不気味な屋敷で一晩はなかなか怖い。。まあ亡霊じゃないだろうなとは思いつつ笑、伏線が全然分からずヒントが殆どないので、ポアロがサラッと謎解いちゃうのはちょっと物足りないかも?あと全体的に暗いので結構眠い…でも、ベネチアの綺麗だけど何か起きそうな景色だったり、ドクターの息子の早熟っぷりだったりが、作品で良い働きしてた。ベルファスト親子だったとは気付かなかった!シリーズで1番好きな人と1番嫌いな人と分かれるようだけど、私はどっちでもないかな。
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