母ポレットの勘違いで叱られたリンダは、代わりに亡き父の得意料理パプリカチキンが食べたいと懇願。しかしその日街はストライキで、どの店も休み。何とかチキンを入手するため母娘はとんでもない行動に出る。
「パプリカチキンが食べたい」というただ純粋な想いが、ポレットの姉や団地の仲間、トラック運転手、更には警察官まで巻き込み、思わぬ大騒動となるドタバタ劇。最初はカラフルでラフな線の独特な絵柄や聞き慣れないフランス語に馴染めるかな？と思っていたが、それも序盤だけ。全体的にほのぼのしていて、登場人物たちがみんな愛おしい！伏線回収もきれいで、最後の方はずっと笑いが止まらなかった。子供なりに命に向き合う場面でグッとくる場面もあった。76分と短めだったのでサクッと楽しめて満足！
