ゆりこ

ゴジラxコング 新たなる帝国のゆりこのレビュー・感想・評価

3.3
アイリーンが所属する怪獣調査機関で、謎の波長のシグナルを探知する。特に髑髏島の先住民であるジアは独自に異変を感じ取っていた。同じ頃コングの生息する地下空洞で、怪獣シーモを従えたスカーキングが同族を奴隷のように扱い支配していた。
本作の敵は怪獣を従えたゴリラ(オラウータン?)…ということからも察しがつく今回の構造。正直前作の方がまだ純粋にコングとゴジラにフォーカスしてて面白かった。やっぱり人間ご都合主義で展開が進んでいくのだけど、今回はトラッパーのメカがちょっと役に立つくらいで、今回はジア以外はほぼ観戦ポジション。ほぼほぼ無言(人間の言葉が皆無)のシーン多めで、あざとい子ゴリラといいライオンキング観た時にも感じた人工ネイチャー感たっぷりな映像を観てる時間が長い。終わった後「何観てたんだっけ?」となったのが切なかった。とはいえ迫力だけは間違いないので、逆にスクリーン以外では観る気が起きなさそう。
……これだけ言ってるけど、日本人だからかゴジラに肩入れしてる分、ゴジラ要素がちょっと物足りなかっただけかもしれない笑。
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