ゆりこ

愛なのにのゆりこのレビュー・感想・評価

愛なのに(2021年製作の映画)
3.6
古本屋の店主の多田は、昔のバイト仲間の一花が忘れられずにいた。そんなある日1冊の本を万引きした女子高生の岬から、突如求婚される。一方、結婚を控えていた一花は、婚約相手が別の女性と関係を持っていることに気付かずにいた。
劇的な展開があるわけではないけど、ずっと観てて心地良い類の群像劇。多田も岬も一花も、共感できるかは置いといてピュアなので何だか応援してしまう不思議。特に岬の真っ直ぐさがクセになる、可愛い!愛なのにってタイトルで、愛だなと思うこともあれば、愛なのか?と思うこともある。共感しなくていい、色んな愛の在り方を眺める気分でいいと思う。但し電車で観る場合は画面暗めがオススメ。。
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