賽の河原

ザ・クリエイター/創造者の賽の河原のレビュー・感想・評価

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)
3.0
設定とかSF面でのビジュアルとかデザインがマジでカッコいいし素晴らしいですよね。SF映画でビジュアルとかルックで感心したのは『メッセージ』とか以来かも、すごいぞギャレス・エドワーズ!と思ったんですけど、ツッコミどころセンサーみたいなものをオフにして観なきゃいけない程度には脚本とか設定のネジがしまってなかったですけど、まあそれはそれで愉快というか。そういうB級も含めてこういう大作然としたちょっと大味な作品、劇場にかかってると嬉しいですよね。
LAに核落とされてる割に報復が緩めなのもちょっと笑っちゃいましたし、あとはジョンデビッドワシントンさん、もう彼が他のアメリカ軍人と違う「妻に会うぞー😾」っていう1人場違いな感じで作戦に参加してる絵も最高に笑えますよね。『TENET』もあってもうこの人が頑張ってるシーン見てるだけでなんか不憫になるっていうか笑 なんかむちゃくちゃな設定の映画にしか出演できない縛りでもあるんか?wって笑ってしまいました。
あとはハードな戦争映画的な側面もきっちりあってね。主人公の名前も名前ですし、意図せずしてこのご時世に一石を投じかけているんじゃないでしょうか。
『グランツーリスモ』を観たあとだから尚更思うんですけど、とにかくニューアジアの設定がね。もうどこの地域なんだよとかさ、何語やねんとかさ、AIあるわりには全然普通に歩いてても捕まんねえなとか、まあいいんだけど。とりあえずアジアってナメられてる感じはしっかり伝わってきてよかったです。
カッコいいビジュアルから始まりつつも、なんかやっぱりギャレス・エドワーズ味はしっかりしてて最高でしたね#最高
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