人類と人工知能による戦争が勃発するなか、元特殊部隊ジョシュア(ジョン・デヴィッド・ワシントン)が戦いを終わらせるべく高度AIの設計者を追う話。しかしそこには幼い人間の子供の姿をしたAIアルフィー(マデリン・ユナ・ヴォイルズ)がいた……
不気味の谷を越えてここまでAIの姿が人間へと近づくと、もうそれは対人間としての感情が芽生えてきて垣根が限りなく無くなって来るだろうよ。
我らが渡辺謙もAIのひとりとして登場するがもう渡辺謙だもの。AIだから殺したって(壊したって)関係なく機械って言われても🥺無理無理。もう完全に人間だし感情持っちゃてるし。後頭部の造形は美しい機械のそれだけどジョシュアだって義手義足をつけ、なんなら半分機械。そこに区別なんてほぼないようにも感じてしまう。
大量のAIがプレスされるシーンはちょっとゾッとした🥶
人間の姿ままの少女AIアルフィーとの出会いで物語は大きく動き出す。
ジョシュアの妻の秘密やアルフィーとの関係性がドラマとして物語を盛り上げてたが内容はネタバレなっちゃうので避けるとして、単純にAIの暴走を描いてるのではなく、既に共存している世界に対して反対勢力が攻撃を仕掛ける展開。発端となる出来事は人間にも原因があると思うし。てか結局諸悪の根源は人間のようにも思う。
監督が当初のタイトルは『TRUE LOVE』だったと言ってるように愛の物語でもあり最後は泣けた😭
また『ブレードランナー』を彷彿とさせるような日本語表記満載の世界観も良きだった✨渡辺謙だけ何故か日本語喋っていたし笑
2045年にはシンギュラリティが起こると予測されているが、社会が発展する反面映画で表現されているような人間の脅威となる現実もすぐそこにやってきているのかもしれない🤯