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怪物の木こりのKUBOのレビュー・感想・評価

怪物の木こり(2023年製作の映画)
3.8
「サイコパスvsシリアルキラー」で三池崇史だから残酷シーンとバイオレンス路線だと思ってたら、意外とちゃんとミステリーとしても人間ドラマとしてもおもしろかったんで驚いた!

「脳チップ」

ロボトミーは知ってたけど、この「脳チップ」というのは知らなかった。作品内では「禁止された」とされているが、今オンライン上には「脳チップを埋め込んだサイボーグ兵士」とか「脳チップでAIと融合」とかヤバそうなワードがバンバン出てくる。

サイコパスだらけのキャストたちの台詞が、本音なんだか、芝居なんだかわからない微妙な芝居になっていて騙されるしおもしろい。

亀梨くんのクールな感じがサイコパスにはバッチリはまってるし、刑事役の菜々緒さん美しいなぁ😍

本作のキーになっている絵本「怪物の木こり」。作品内で「ティルム・バートン」監督で映画化って出てたけど、見てみたいな〜(笑)。

この映画には2回ラストシーンがあるが、そのどちらも三池崇史とは思えないくらい切なく悲しい。

個人的に三池崇史の映画で一番好きかも。
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