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⽉が沈むとき
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目次

⽉が沈むときの作品紹介

⽉が沈むときのあらすじ

政治家の夫に先⽴たれたエディトは、保険⾦や邸宅の相続を頑なに拒む。⽗の名声が汚されることを恐れた息⼦は、⺟エディトを別荘に軟禁した。息⼦の婚約者も「看守」として⼿を貸すが、壊れていくエディトを⾒るうち、結婚という結び付きに違和感を募らせていく。

⽉が沈むときの監督

メーサーロシュ・マールタ

原題
Holdudvar/Binding Sentiments
製作年
1968年
製作国・地域
ハンガリー
上映時間
86分
ジャンル
ドラマ

『⽉が沈むとき』に投稿された感想・評価

leyla
3.9
封建的な夫を出すことなく描くメーサーロシュ・マールタ監督のフェミニズム作品。初期だからか表現が穏やかめ。冒頭の飛行場から始まり、田舎の風景などの映像や人物描写が良かった。

⬇️以下、内容に触れています。














政治家だった夫を亡くした主人公エディトは遺産を拒み、独りで新たな人生を始めたい。しかし息子はそれを許さず、家系と権威を守るため別荘に母を軟禁する。母の監視役として身を置く息子の婚約者とエディトとの関わりが描かれる。

息子が夫と似て封建的な男であることが次第にわかってきて、最後に婚約者は息子の元から去っていく。自立した自由な女性像として描かれるラストが力強く、希望がある。

明るい未来を感じさせるような次男たちの描写。若い人の自由な音楽性と、主人公が唄う歌との対比もまた時代の変遷を感じる。歌うエディトが楽しそうで素敵だった。国から、男たちからの女性の自由を求めた監督の思いが伝わる作品。他の作品も観たいけど今回はムリそう🥲




余談です。
2年前かな『日記 子供たちへ』をシネマカリテで観て爆睡して大後悔。最初にプリントを渡されて、そこにはメーサーロシュ・マールタ監督が歩んだハンガリーの歴史が書いてあり、あまりに複雑でその時点で脳が停止。『日記』3部作を一気に観たいので強く配信を希望します。東映配給だったから密かに期待。シネマカリテは好きな劇場だったので閉館するのが残念です。
4作まとめレビュー記事はこちら↓
https://cula.jp/2025/11/15/marta-meszaros-review-girl-riddance-home/

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本作が捉えるのは、権力者である夫の存在によってのみアイデンティティを規定され、他人からも、実の息子からすらも絵に描いたような“未亡人”として扱われる女性が、時間をかけながら“自分”を取り戻していく過程である。

夫が外で働き、妻は家庭を守る——そうした性別役割分業が当然視されていた時代においても、女性は現代と何ら変わらぬ一個の人間であり、夫という存在を前提にジャッジされるべきではなかった。皮肉なことに、今も昔も変わらず、夫の威光を笠に着て威張り散らす女性が一定数存在し、それが問題を複雑にしている側面も否めない。だが本来、自立した強い女性とは、一人の人間としてのアイデンティティを確立しており、周囲もまたそれを尊重できるはずなのだ。

1968年という時代に撮られた本作は、自立していながら他人から一人の人間として扱われない女性の闘いを、見事に描き切っている。​​​​​​​​​​​​​​​

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観た回数:1回
政治家の夫に先立たれたエディト。特に哀しみに暮れることもなく淡々としている。そして夫の知人をパーティーに招いたときは、大量にある本を持ち帰っていいと告げる。それは、夫の仕事や功績に全く興味がないということだ。そんなエディトをおそれた息子は、婚約者を「看守」にして彼女を軟禁する。

「『家』に囚われた女性の苦しみと、彼女に寄り添う女性の交流が描かれたシスターフッド映画」(P.6、『メーサーロシュ・マールタ監督特集 第2章 パンフレット』)

まさしくこの言葉が本作を言い当てている。

エディトと婚約者は決して仲がいいわけではない。むしろエディトを軟禁しているのだから、敵対感情をもっている。これといった大きなドラマはない。けれど婚約者はエディトという存在に共鳴し、結婚した女性の未来、それはつまり自分の未来を、そしてそもそも結婚という制度の呪縛さを考えてしまったのではないか。

ラスト、婚約者はエディトを解放し、独りで歩き出す。それは息子との婚約を破棄したということだろう。関係は破綻した。でも木々がそびえる大地を独り闊歩する姿をみれば、何ら案ずることはない。

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