このレビューはネタバレを含みます
貴公子という呼称は劇中一切登場せず、結局役名何だったのかな?
と思ったけどエンドロールがハングルで全くわからなかった
ちなみに原題はThe Childeらしい
無茶苦茶にみえて用意周到、クライマックスの窮地もえらく余裕なので何か奇想天外な秘策で唸らせてくれるのかと思ったら、ただムチャクチャ暴れるだけだった
ここで「おおっその手があったか」となるような何か仕掛けがあればガラッと評価変わったと思う
マルコ
「賢くて強い子」というリクエストで白羽の矢が立った割には、気弱で鈍い子だったなという印象
せっかく体張って稼いだファイトマネーを全額賭博にブチ込むのも全く賢くないし、その後いろいろ起きても全然自分の頭で考えて判断できず、翻弄されて怯えて逃げるだけ
せめて最後の最後くらいは腹括ってボクシング活かした活躍でもするのかと思いきや最後まで何もしなかったなあ、JKにビンタしたくらいで笑
それでいてエンディングだけ謎にバディっぽい感じ出してきたのは何なんだ
まあ格闘技なんて拳銃やナイフの前には無意味なので、そういう意味ではリアルだけど、冒頭のボクシング設定の意味あったんかなこれ
大学や病院を運営する財団法人がなんで残虐な武闘派マフィアと化すのかもよくわからんが、とにかくマルコの兄貴が途中、世界のナベアツに見えて仕方なかった
吐血=不治の病という懐かし味