くらら

ラ・ボエーム ニューヨーク愛の歌のくららのネタバレレビュー・内容・結末

2.4

このレビューはネタバレを含みます

いつかオペラを観たいと思ってた中で華やかなポスターとオペラを現代に置き換えて分かりやすくしたとのことだしミュージカル大好きなのでこれは良さそうと鑑賞したものの、オペラが自分に合わないのかこの先観ることはなさそう…。口コミは低評価ながら自分ならそれなりに楽しめると思ってたけど、皆さんの仰る通りでしたという感想。
歌が上手い以外に良い所が見つけられない。

舞台をNYでアジア人達マイノリティやコロナ禍にした意味を特に感じなかったし、全編歌なのに口パク感が強すぎて現代の映像に歌流すだけでも良かったのでは?
「暗い部屋で蝋燭の火が消えて鍵が見つからなず帰れない」ってミュージカルでもよくあるようなシーンけど、敢えて現代劇にしてるのにこれをされるともうちょい他の表現なかった?って思ってしまう。
前半でマスクをしながら歌うシーンもあったのに恐らくコロナに罹ってからノーマスクで熱唱するし、明るくて優しくて良い子のミミが死期が迫ってるとはいえラストで唐突にワガママ娘にキャラ変してたり、自由を謳歌するムゼッタがいつの間にそんなにミミと仲良くなってたのかと驚くようなラストで熱い友情を出してくるし、普段B級映画も楽しくツッコミながら観るけどこれはしんどい。
3時間の映画もけっこう観るけど、初めて映画館でまだ終わらないかなと思ってしまった。
なぜあのポスターになったのか謎すぎる。
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