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戦慄怪奇ワールド コワすぎ!のtoshiのレビュー・感想・評価

5.0
シリーズ第1作の口裂け女が2012年作品。それから11年の時を経て待望の最新作が本日より公開です。

良い意味で相変わらずの内容。要はブレていないという事です。コワすぎから超コワすぎ迄突っ走ったシリーズの内容を今作は一つにまとめた集大成の様な最高作でした。やっぱりコワすぎはこうでないといけませんっ!
ただひとつだけ贅沢を言えば、カメ止めと同じロケ地は使わないで欲しかった・・・。って、過去作でも観たことあるロケ地もあるので(トイレの花子さんの学校とか)、白石監督はあんまりロケ地気にしないのかもしれませんね。

SNSでバズらせ動画をUPしようと廃工場を訪れる男女3人組。工場内を探索していると全身赤い女に遭遇する・・・。
そんな動画を送られてきた工藤事務所。赤い女動画がスクリーンに映された後、いつもの様に工藤Dと市川AD登場! 恒例のこのシーンをスクリーンで目の当たりにすることに先ず感動です。因みに工藤DはPに、市川ADはDに昇格していました。白石監督・・・否、田代カメラマンはカメラマンのままです。
その後の流れは、待ってましたっ!のコワすぎワールドです。
ただ廃工場訪れた3人組のある内容が伏線と回収になっていたり、シリーズに登場するどれも胡散臭い霊能者にも今作では新たな変化を取り入れていてその後の展開に期待が膨らみます。
そして市川Dが強くなっていますw 市川Dの進化をお楽しみいただけますw
でもやっぱり今作シリーズは工藤D、改め工藤Pですよね!工藤演じる大迫茂生さんは劇場映えするあのお顔立ちが今作シリーズに兎に角ハマり過ぎています。
そして田代カメラマン・・・というか白石監督。ハラハラドキドキ、時にちょっと酔うカメラワーク編集がやっぱり堪りません。

工藤仁、市川実穂、田代正嗣制の心霊ドキュメント「コワすぎ」。今作を経て、また新たなシリーズへと進んでい事を期待しています!

【余談】
ここ数年都心まで映画を見に行くことが殆どなくなりました。今作も近隣では上映しないため配信を待とうと思いましたが、全作品を観てきたコワすぎファンならばやはり劇場で観るべき!と思い本日有休取得し鑑賞致しました。一昨日オンラインチケットを予約してから台風が気が気でなかったのですが、私が観賞する時間帯とその前後は雨風弱まって電車にも影響はなく安心して移動出来て今作を楽しめました。
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