Linla

あ、春のLinlaのレビュー・感想・評価

あ、春(1998年製作の映画)
3.7
相米監督に触れたレビューが殆んどだが、
自分は全くもって
詳しくないので何も言えず。

久しぶりの山崎努。
悪たれ気ままじじい。
ラクダのももひき姿が
うちの父親の次に似合ってた
飼っている鶏を鍋にしたがるとこもそっくりで困る。

死んだと聞かされていた父が突然現れ、お前の父親だぞと息子が婿入りした家に居座る

コメディというフレコミだが
そうではないわー
日本家庭にあるあるなドラマ

平穏に暮らしている家庭でも
それぞれが本音が言えず
それでも毎日が続く。
そんなところに
思いがけない人物が加わる事によって、空気が少しずつ
変わっていく。

家族なんて何かが無ければ
何事もないようにしてるもの
究極のルーティン。

やりたい放題の父・山崎努は母によれば、本当の父親ではないから気にせず追い出せと言われる息子・佐藤浩市。
だが
振り回され嫌気がさしつつも反面、気持ちの奥では
本当の父親であってほしいと思ったはず。

斉藤由貴の高笑いシーンが
長過ぎてイラっとした。
なんなんだーあの演出はー

ラストのヒヨコ🐤のシーンは思い切りやられてしまった。
Linla

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