（追記）大事なこと書いてなかった
これはナポレオンとジョゼフィーヌの話です！！！！
歴史の転換点についてはテロップのみのため当時のヨーロッパ事情や周辺国の皇帝や王様、有名将軍などの知識があれば頭が勝手に補足してくれるからだいぶおもしろいよ！
一方で、世界史レベルの知識の人が見ても合戦のシーンなんかは迫力があってたのしいと思う！
話の流れは駆け足なので新書「ヨーロッパ近代史」なんかでさらっと時代背景おさらいするのオススメです。反動に反動を重ねるフランスの歴史、極端でおもしろいよ。
戦法については文庫だけど「ヨーロッパ史における戦争」が良い。
初手で馬がやられるシーンにダメージを受けて2時間半耐えられない人がいるらしいので動物が死ぬシーンダメな人はダメなのかもしれない。
逆に人間が死ぬシーンはグロくないです。馬のがグロい。
当時のファッションの変遷もたのしいよ。マリーアントワネットの大きく開いた胸元、コルセットで絞り尽くしたウエスト、パニエふんだんの絢爛豪華なドレス→胸元の高い位置で切り替える体型を隠すようなシンプルなドレス→下着みたいなペラペラのドレスにストールまきつける形。最後の絶対寒いて。
プロイセン王のシーン全カットだったから期待してなかったけどワーテルローでブリュッヒャーが喋ってうれしい！
「英雄」のナポレオンとか今さら興味ないんで個人的には好きな映画だった。
でも、ロマンスについてはよくわかんなかった。恋愛の相手というよりも、心の底から信頼できる同士となったという形のが好みなので……。
